包丁が握れない、ペットボトルの蓋が開けにくい、なんてことありませんか?

変形性CM関節症のお話

皆さんこんにちは。かこいスポーツ接骨院の栫井です。

今回は手の関節のお話、母指CM関節症についてです。


母指変形性CM関節症とは、手の母指(親指)にあるCM(第一中手骨基節)関節が変形する病気です。

CM関節は、母指の基部にある関節で、母指を動かすために重要な役割を果たしています。

包丁を握ると痛い、ペットボトルの蓋が開けにくい、雑巾しぼりが痛いなどの症状がある方は一度ご覧ください。


CM関節とは


CM関節とは、手の母指(親指)にある第一中手骨基節関節の略称です。


CM関節は、母指の基部にある関節で、母指を動かすために重要な役割を果たしています。


CM関節は、第一中手骨と基節骨の間にある関節で、母指を屈曲、伸展、外転、内転、回旋させる動きを可能にします。

CM関節は、手の他の関節と比べて、比較的自由度が高く、母指を動かすために重要な関節です。


CM関節は、以下の3つの骨で構成されています。


第一中手骨:母指の基部にある骨で、CM関節の下部を構成します。

基節骨:手の掌側にある骨で、CM関節の上部を構成します。

豆状骨:小さな骨で、CM関節の内側を構成します。


CM関節は、母指の動きを可能にし、手の機能を維持するために重要な関節です。

CM関節の変形や損傷は、母指の動きを制限し、手の機能を低下させることがあります。



変形性CM関節症


好発年齢


変形性CM関節症は、主に中高年女性に多く見られます。


特に、40歳から60歳の女性に多く発症し、60歳以上の女性では、約30%が変形性CM関節症を発症していると報告されています。

男性も発症することがありますが、女性に比べて発症率は低いです。


原因


変形性CM関節症の原因は、完全には解明されていませんが、以下の要因が関係していると考えられています。


1.加齢: 加齢に伴い、CM関節の軟骨が摩耗し、変形が生じることがあります。

2.遺伝: 家族歴のある人に多く発症することから、遺伝的要因が関係していると考えられています。

3.手の使い方: 母指を過度に使う作業や、母指を曲げる動作を繰り返す作業は、CM関節に負担を与え、変形を生じることがあります。

4.ホルモンの変化: 更年期以降の女性ホルモンの変化が、CM関節の変形に影響を与える可能性があります。

5.骨密度の低下: 骨密度の低下は、CM関節の変形を生じる要因の1つと考えられています。

6.手の構造的要因: 手の構造的要因、例えば、母指の長さやCM関節の形状が、変形性CM関節症の発症に影響を与える可能性があります。


これらの要因が複合的に作用し、変形性CM関節症を発症することが考えられています。



治療


安静と休息: 痛みや炎症が強い場合は、手の使用を制限し、安静にします。痛みが和らぐまで、手の使用を避けます。日常生活やお仕事での使い方など、カウンセリング等で原因となる動きを検討します。

冷却や温熱療法: 冷却や温熱療法は、痛みや炎症を和らげる効果があります。冷却は、痛みや炎症が強い時に行い、温熱は、痛みが和らぐと行います。


電気療法や手技療法: 手指の関節や手の関節の可動域を維持し、強化するために行います。必要に応じて運動やストレッチを行います。


スプリントや装具の使用: スプリントや装具は、手の関節を固定し、安定させるために使用します。夜間や日中の使用が推奨されます。


生活改善: 日常生活で手の使用を改善するために、重い物を持ち上げない。手の使用を分散する。手の位置を変える。手の運動を増やすなどの動作指導も行います。


症状がなかなか改善されない方、ぜひ一度当院にご相談ください!


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かこいスポーツ接骨院

動くをもっと楽しく

かこスポで暮らしを豊かに

かこいスポーツ接骨院は「動くをもっと楽しく、いつまでも動けるカラダを」をモットーに、いわき市のみなさまの健康で豊かな生活を支えるべく、日々治療をしております。


スポーツの怪我で悩むジュニアアスリートから、アクティブに過ごす高齢者の方まで、私たちかこいスポーツ接骨院のスタッフは対応いたします。
整形外科やトレーナー、教員としての経験をしてきたからこそ、多方面からのアプローチで患者様のより良い未来が想像できるようにお手伝いします。


また、コンディショニングジムに併設することで、ケガの治療から健康維持まで、患者様のトータルサポートが可能です。

気になる方はぜひ、お問い合わせください!

Staff

スタッフ一覧

栫井 大輝
カコイダイキ
ikoka CONDITIONING GYM 代表

コンディショニングトレーナー

柔道整復師

柔道整復師専科教員

​アスリートフードマイスター


ー経歴ー

静岡県御殿場西高等学校(野球部)

​横浜リゾート&スポーツ専門学校スポーツトレーナー科

呉竹鍼灸柔整専門学校 柔道整復師科 (現、横浜呉竹医療専門学校) ​

健康堂整骨院 ​

医療法人天友会十日市場整形外科内科リハビリテーションクリニック ​

天命堂整骨院 ​

横浜呉竹医療専門学校 非常勤講師


私は小学生から高校生まで野球づけの毎日を過ごしました。特別に運動能力が優れていたわけではなく、怪我も抱えていたので、苦労しながらも懸命に野球を続けていました。このような経験から怪我で悩む人々の力になりたいという思いが芽生え、トレーナーや柔道整復師の道へ進みました。  資格の習得後、私は整形外科で数多くの慢性疾患や外傷の治療に取り組みました。そこで私が感じたことは、治療とは単なるマッサージや電気などの治療行為なだけではなく、「治療家と患者が共に身体と向き合うことである」ということでした。そして、その思いを具現化するべく、私は自身の身体と向き合うためのコンディショニングジムをオープンすることに決めました。  このジムは単なる鍛える場所ではありません。健康であることを目指すための場所です。自分の身体と向き合い、その変化を感じながら、健康な生活を手に入れることを目指しましょう。



栫井 志歩
カコイシホ
かこいスポーツ接骨院 ​院長

日本スポーツ協会アスレティックトレーナー

柔道整復師

ANIMAL FLOW instructor level2

​サッカー指導者ライセンスC級


ー経歴ー

福島県富岡高等学校(サッカー部)

日本体育大学体育学部体育学科

日体柔整専門学校 柔道整復師科 (現、日本体育大学医療専門学校)

​​日本体育大学大学院保健医療学研究科(修士課程)

せきざわ接骨院

​医療法人天友会十日市場整形外科内科リハビリテーションクリニック

​日本体育大学 横浜・健志台接骨院キュアセンター

私は高校時代にサッカーで膝の前十字靭帯損傷の怪我をした経験から、スポーツによる怪我で悩む人の助けになりたいとスポーツトレーナーを目指しました。 いままで接骨院や整形外科での治療を行いつつ、サッカーやアメリカンフットボールなどのスポーツトレーナーとしてチームに帯同した経験があります。 また、大学院にて怪我と足関節の関係について研究していました。怪我をしないカラダ作り、怪我を再発しないカラダ作りをめざして、患者様に寄り添った治療をおこなってまいます。


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かこいスポーツ接骨院


住所

〒970-0101

福島県いわき市平下神谷南一里塚1−1 102 ikoka CONDITIONING GYM内 (駐車場あり)


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電話番号

070-5551-9582

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定休日

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その他不定休有り

院長

栫井 志歩

お子様からご年配の方まで幅広い年齢層に通っていただけるよう、最寄りのバス停八丁樋から徒歩約1分のアクセスしやすい立地にて営業しております。また、国道6号線が近く、駐車場もご用意しておりますので、お車でもお越しいただけます。

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代表者名 栫井 大輝

お子様からご年配の方まで幅広い年齢層に通っていただけるよう、最寄りのバス停八丁樋から徒歩約1分のアクセスしやすい立地にて営業しております。また、国道6号線が近く、駐車場もご用意しておりますので、お車でもお越しいただけます。

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